東京都・北町にある特別支援学校(養護学校)。
視覚障がい、聴覚障がいを除くすべての障がいを持つ子どもが対象の学校で、多くの卒業生を輩出している。
1.建学精神
社会に自立するための子ども・若者の育成
2.設立種
公立
*学区は都内全域
3.学部・学科
なし(幼稚部・小学部・中学部・高等部の15年一貫教育)
4.学校生活
(1)制服
幼稚部:水色のスモッグがあるが、それ以外の服装は自由
小学部:自由
中学部・高等部
男子:紺ブレザー、グレーズボン、白ポロシャツ、白スニーカー(夏は白半袖ポロシャツとグレーズボン)
女子:紺ブレザー、グレースカート、白ポロシャツ、白スニーカー、白ソックス(夏は白半袖ポロシャツとグレースカート)
かばん:幼稚部は学校指定の黄色い肩掛けカバン。小学部はランドセル(色は自由)。中学部は学校指定のスポーツバッグ。高等部はかばんは自由(ただし、学生らしい華美でないもの)
幼稚部から高等部まで髪型は男女ともに目にかからない程度。パーマ・カラーは禁止。
(2)学習内容
学習内容自体は一般の公立校と同じ。高等部は普通科と同様の授業を行っている。ただし、普通の高校生のように科目を自分で選択することが困難なため、学校側が決められたカリキュラムを組んでいる。
対象の障がい児は上肢・下肢障がい、体幹障がい、内部障がい、知的障がい、精神障がい、発達障がい、特定疾患患児。しかし、生徒の多くが上肢・下肢・体幹障がい、知的障がいがほとんど。知的障がいでは幼稚部と高等部は多いが、小学部と中学部は少ない。理由は地元の公立の小学校・中学校に障がい児学級(いわゆる仲良し学級)があるため、地元の公立学校に通う児童・生徒が多いためである。精神障がいと発達障がい、内部障がい、特定疾患患児では特別支援学校よりも普通の幼稚園~高校に通う園児・児童・生徒が圧倒的に多いため、この学校に通う園児・児童・生徒は少ない。
障がいを持つ園児は幼稚部に進学するが、小学校の年齢になると地元の小学校に進学するため、児童数が減ってしまう。地元の中学校を卒業した生徒は全員この学校に再び進学することになる。幼稚部と高等部、小学部と中学部とではこのような格差が生じているため、地元の公立学校の障がい児学級があること自体問題になっている。一部の保護者からは一貫教育を行ってほしいとの声も多く、地元の中学校を卒業した生徒では、普通の生徒と障がいを持つ生徒と比較して、障がいを持つ生徒は高校受験に不利になってしまうため、入試のないのびのびとした一貫教育にしようと計画をしている。尚、同じ北町にある梅実視覚支援学校と梅実聴覚支援学校では幼稚部から高等部までの一貫教育を行っている。
高等部を卒業した生徒はほとんどが就職。一般企業のほか、障がい者作業所(就労移行支援施設、就労継続支援施設)で訓練を受ける卒業生も多い。1割が大学や専門学校に進学。重度の障がいを持つ卒業生の場合は在宅で仕事をするか引きこもりや家族による介護をされることが多い。
(3)昼食
給食(センター方式)
*給食は幼稚部から高等部まで全員に提供。
(4)クラブ活動
車いすバスケットボール、卓球、車いすテニス、陸上、吹奏楽、美術、歴史など
*小学部5~6年の児童と中学部・高等部が参加(自由参加)。
(5)委員会活動
基本的に委員会活動は行っていない。
(6)校則
校則はあるが、厳しい校則にすると園児・児童・生徒が混乱を招くため、発達状況や障がいの状況によって指導を行っている。
5.在学中の梅の実学園メンバー
なし
6.卒業した梅の実学園メンバー
*これはまだ書きかけです。